もうすぐ書き終わりそうだったのに!全部描き直すしかないのかな;
つぎはぎする事で、インクがこぼれていないコマは救済が出来ますよ!
綺麗につぎはぎするにはコツがあるので、そのコツを紹介しています。
この記事はこんな方におすすめ
- 原稿にインクをこぼした時の修正方法が知りたい!
- ホワイトで厳しいレベルの汚れがついた原稿、救済できる?
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【漫画修正方法】ホワイト修正できない時は、原稿ツギハギをしよう。
こんにちは、Nはしです。
元漫画アシスタントでして、創作関連の発信をしています。
私はやった事がないですが、この世には見たくもない現実が起こってしまったりします。
その一例が画像の 原稿にインクこぼし。
これをやってしまうと、ベテランのホワイト修正出来る人でも、修正は難しいです。
でも、上記の例だとインクがこぼれたのは1コマ目だけ。
このために原稿一枚すべて描き直したくないですよね。
本日は、
修正のうえにまた失敗して、とてもこれ以上重ねられない!
失敗が修正するにしては、広範囲すぎる!
そんな時に使える、最後の手段的ツギハギ修正テクニックです。
【漫画の書き方】修正方法 ツギハギのやり方
では、↓こんな感じとしまして、1コマ目を失敗してしまいました。
ホワイト修正ではどうにもなりそうにありません。
1.新しい原稿を一枚用意します。
失敗ゴマのある原稿の上に置きます。
2.二枚の原稿を重ね、マスキングテープで動かないように留めます。
トレース台を使用して、1コマ目の大きさのコマを写し描き、中身まで描いてしまいましょう。
これで1コマ目が用意出来ました。
マスキングテープを外して、いったん離します。
3.今度は失敗ゴマのある原稿を上にします。
4.二枚を重ね、マスキングテープでしっかり留めます。
5.二枚を重ねたこの状態でカッターと金定規を使って、1コマ目を切り離します。
二枚を重ねた状態で厚くなっているので、気をつけて。
カッターの刃を折って新しくしておくと、切れ味がいいですよ。
関連記事↓カッターの刃の替え方はこの記事後半
6.切り離した1コマ目のマスキングテープをとります。
なんという事でしょう。
失敗した1コマ目を原稿から切り離したと同時に、差し替え用の綺麗な1コマ目が、ぴったりした大きさで用意出来ました!
7.この大きさぴったりの綺麗な1コマ目をさっきの原稿に合わせます。
↓裏側からマスキングテープでぴったり合わせて留めましょう。
気持ちよくぴったり!
8.表側。マスキングテープは印刷されない範囲まで留めます。
この状態だと、ぴったり合わせたと言え、切れ目が印刷にでてしまいます。
上からホワイトで埋める感じで、最後に塗っておきます。
関連記事↓ホワイトはここで紹介したミスノンで問題ありません。
これでツギハギは完成です!
修正方法を知っていると、失敗が怖く無くなるので、ペン入れも自信を持って出来るようになります。
ガッツリ失敗してしまった時に試してみましょう!