【Mac無料】iPadを液タブ/ペンタブ化しよう！

GG(眼鏡)

せっかくiPadがあるし、PCと繋いで液タブみたいに使えないのかな。

どうやってやるんだろう？

Tiki(帽子)

この記事では、Mac、WindowsごとにiPadを液タブ/ペンタブとして使う方法を紹介しています！

Tiki(帽子)

この記事では

Mac：side car

Windows：duet display

それぞれ実際にiPadを液タブ化してみました！

OSごとに違うiPad液タブ/ペンタブ化方法

Tiki(帽子)

手持ちのiPadを、PCと接続してタブレットとして使う事が出来れば、とても便利ですよね！

iPadを液タブとして使う方法は、PCのOSで違います。

Macだと元々備わった機能で接続出来るので無料で液タブ化可能です。

PCが Windows の場合はアプリ課金をするか、接続機器を購入するか2つ選択肢があり、どちらも有料になります。

【MacでiPadを液タブ化】　Side car

Apple製品のmacの機能"side car"を使っていきます。

Side carの機能を使うと、PC画面を

・拡張

（Macの画面+ipadの画面で範囲広く使う）

・ミラーリング

(Macの画面をそのままipadに映し出す)

2種類の映し方が可能です。

GG(眼鏡)

とても簡単です。

同じメーカーだと、やっぱり準備が整っていますね！

【WindowsでiPadを液タブ化 】duet display or Luna display

Windowsの場合は、

・無線か有線か

・接続機器を購入するか

いくつか選択肢があります。

①アプリ/有線 1220円買切

PCとスマホ (iOS/android)を接続してサブディスプレイとして使う事が出来るアプリ。

今回は windows とiPadの接続で紹介します。

実は

・Macとandroid

・windowsとiPhone

などでも利用出来ます。

PCとiPad、双方にアプリを入れれば簡単に接続が可能です。

このアプリでは有線（USBケーブル）でwindowsとipadを接続する必要があります。

ケーブルは短めの0.3m程度がちょうど良い長さ。

AnkerならApple認証付きで、文句なしの性能です。

②アプリ/無線　サブスク年額25ドル

Duet Air

開発元:Duet, Inc.

無料

posted withアプリーチ

duet displayの無線バージョンアプリです。

無線のduet air ではサブスクリプション料金になります。

契約は最短一年からです。

③接続機器購入　11,999円から

PCとiPad両方に取り付ける事で接続が出来る機器です。

差し込み口の形で価格が変わります。

購入の際は、自分の持っている機器の差し込み口の種類に注意しましょう！

【Macの PCでiPadを液タブ化】Side car 接続方法

※GIF動画にする際に画質は落ちているので、実際はもっと綺麗です。速度変更なし

早速Side carを使っていきたいところですが、全てのMacとipadでSide carが使える訳ではありません。

まずは、手持ちの機器がSide car対応機種なのかを確認しましょう。

Tiki(帽子)

新しい機種であれば対応していますが、少し前の機種だと対応していない可能性もあるので、確認してみてくださいね!

Macとipad と、どちらも対応モデルである必要がありますよ。

GG(眼鏡)

もし、どちらかが対応モデルでない場合は、この記事のwindowsで接続を案内しているduet display を使いましょう。

実はMacでも対応です。

MacがSide car対応モデルか確認

Macは、以下の対応モデルであり、 OSがCatalina以降である事が条件です。

自分のOSがcatalinaより前か後か確認したい場合は、こちらの記事へ。

iPadがSide car対応モデルか確認

MacとiPadと、どちらも対応機種である事が確認できたら、早速操作していきましょう！

Side car MacとiPadの接続方法

 Mac , iPad どちらも同じApple IDでログインしているか確認する

side carを使う際に、PCとiPadと、どちらも同じApple IDでログインしている必要があります。

別々のApple IDでログインしている場合は、どちらかに合わせましょう。

Macで操作：認識ディスプレイにipadを追加する

次に、Macのシステム環境設定を開く

”ディスプレイ”選択

ipadもmacと同じApple IDでログインしていると、”ディスプレイを追加”という表示が出てくるので、こちらをクリック

自分のiPadを選びます。

Macで操作：ミラーリングか拡張か選択する

自分のipadを選択すると、このような画面が出てきます。

side carには２種類の接続方法があり、この画面で視覚的に拡張とミラーリングどちらかを選ぶ事が出来ます。

拡張（Macの画面の外にipadがあるように接続）

先ほどの表示がMacとipadが並んでいる画像です。

一見わかりにくいのでそれぞれ枠で囲んでみました。

この接続方法だとipadが右側にある状態で、PC画面を広く使う事が可能です。

この画像のipadをクリックして左側に引っ張れば、左側に接続する事も出来ます。

ミラーリング（Macの画面をそのままipadに映し出す）

ミラーリングはPCとipadと、同じ画面を映し出す方法です。

この画面で拡張からミラーリングにする際は、ipadをクリックしてoptionを押しながらmacの上に重ねるとこの設定にする事が出来ます。

設定するとmacとipadが一瞬画面が暗くなった後に自動的に接続されます。

ミラーリングの場合はipadでは上記のようなサイドバーが出てきます。

PCの画面がそのまま映し出されますが、PCとipadと画面の大きさが違うので、多少補正されるようです。

ipadよりPCの方が画面が大きいので、Mac側の方で開いたドローイングソフトの表示が自動的に小さめになりました。

※GIF動画にする際に画質は落ちているので、実際はもう少し綺麗です。速度変更なし

Side car使用感

今回は、PC版adobe photoshopを触ってみました。

最初こそ違和感を感じた気がしましたが、ipadでちゃんとPC版のソフトを操作する事が出来ました。

操作感としては、PC版ソフトにも関わらず、ipadのソフトを操作しているのとほとんど同じように動かす事が出来ました。

画質もかなりくっきり綺麗です。

多少は画質が落ちている感はありますが、そこまで気になりません。

起動するのに時間がかかる重いソフトですが、ipadで問題なく操作出来ました！

GG(眼鏡)

重いソフトでもiPadで問題なく操作出来るものなんだなあ。

side carを使えれば、PC版のイラストソフトをiPadで使う事が出来るね！

【windowsのPCでiPadを液タブ化】duet display接続方法

windows、iPad両方にduet displayをインストールする

今回はケーブル接続のduet displayで接続しました。

duet displayでWindowsとiPadを接続するには、両方にduet displayのアプリがインストールされている必要があります。

Windowsはduet display公式サイト、iPadはapp storeでそれぞれインストールしましょう。

同じアカウントでログインする必要があるので、課金は１アカウント分で問題ありません。

windows　duet display インストール

公式サイトを開き、接続したい機器の種類を選択します。

選択するとセットアップファイルがダウンロードされます。

ダウンロードされたファイルはエクスプローラーのダウンロードフォルダに入っています。

こちらを開きます。

開こうとすると「このアプリケーションが変更を許可するかどうか」の選択になるので、「はい」を押します。

ダウンロードされたファイルを開けると、duet display利用時の情報を送信するかなど、いくつか選択があるので、選択して進みます。

インストールが完了すると、下の表示が自動的に出てきます。

次に、iPadの方にもアプリをインストールしていきます。

iPad　duet display インストール

App Storeでアプリを選択します。

課金が必要なので、支払い操作をしてアプリをインストール

ID,PWを設定して会員登録を完了させます。

windowsとipadケーブル接続

windows、iPad 両方の準備が出来たらUSBケーブルで接続しましょう。

接続してwindowsの方で認識出来ると、右下あたりに通知が出てきます。

この時、「この機器で何のアプリを開くか」問う通知が出る事がありますが、選択肢にduet displayがない場合は×で閉じて問題ありません。

その後、duet displayが勝手に認識して接続してくれます。

接続できた状態でスクリーンショットを撮影したら、こんな写真が撮れました。

しっかり画面が並んでいます！

windows 画面の並び方を設定

iPadがWindowsの右か左どちらに並べるかは、windowsの方で設定をします。

スタートボタンをクリックして設定を開きます。

「システム」をクリック

そうすると、左側にメニュー、右側に大きめの画面でメニューの内容が表示されます。

左側メニューで「ディスプレイ」を選択

右側の「ディスプレイの配置を変更する」で２つの画面が並んでいる状態になっています。

左右変更したい場合は、ここで配置を変更しましょう。

duet display display　拡張/ミラーリング変更方法（ミラーリング不可でした）

duet displayでは、

２種類の使い方が出来ます・・はずなのですが、ミラーリングは試してみても出来ませんでした。

変更設定はwindowsで行います。

windowsのキーボード　windowsボタンとP を同時押しすると、画面右側に下のような表示が出てきます。

ここで「複製」を選択すれば、ミラーリング出来るはずなのですが、実際にやってみるとipad側はアイコンなしのデスクトップ表示になるだけでした。

ミラーリングよりは拡張の方がよく使いそうなので良いのですが、ちょっと？ですね。

duet display 使用感

duet display を使って、iPadでwindowsの「ペイント」で絵を描いてみました！

この表示がipadに出ているのが何だか不思議な気持ちです。

接続方法は、どちらも同じアプリが入った状態でケーブルを繋ぐだけなので、簡単に接続できました。

画質は、本当は少し落ちているかもしれませんが、私の持っているwindowsが安いPCでipadより解像度が低いため、duetするとiPadの方が多少綺麗に見えるくらいでした。

気になる点としては、本当に「画面の拡張」と言った感じで、「windowsとipadが繋がっていてもカーソルは１つ」という操作感でした。

iPad側にカーソルを持ってこないと、ipad側でapple pencilでタッチしても無反応です。

Macとの接続のside carでは気にせずiPad側で操作出来たので、多少不便に感じました。

動きとしてはイラストも描けるくらい性能が良いです。

ミラーリング出来なかったりと少し気になるところはありましたが、1000円程度でPCのサブディスプレイ設定が出来て絵も描けるので、コスパは良いと感じました。

【Win・Mac】iPadを液タブ化/ペンタブ化して使う方法を解説！まとめ

Macでは無料、windowsでも1000円程度でiPadを液タブ化できて、思ったより接続も簡単に出来ました。

サブディスプレイ接続は、あまり慣れていないと難しく感じますが、実際にやってみると条件さえ揃えば自動的に接続してくれます。

ぜひチャレンジしてみてください！