お絵かきしやすい？オススメ100均タッチペン書き比べ！

GG(眼鏡)

100均にタッチペンが売ってるけど、どれが1番使いやすいんだろう？

性能的にイラストは描けるのかな。

Tiki(帽子)

この記事では、元アシの管理人が

・ダイソー

・セリア

・キャンドゥ

のタッチペンとiPad使用で、どこまでイラストが描けるのかを検証してみました！

【100均】タッチペンの種類

最近は、100均のタッチペンを利用する人も増えてきています。

たくさん種類があって、出来れば1番良いものを選びたいですよね。

100均で販売しているタッチペンは、通常のスタイラスペンとは違い、ペン先が特殊な形をしています。

いくつか種類を紹介します。

ディスク型タッチペン

100円均一のタッチペンで多いのが

「ディスク型タッチペン」

という種類のタッチペンです。

ペンの先に小さなディスクがついており、細かい作業が出来そうな見た目です。

しかし、実はペンとディスクの接続に柔軟性がないと、ペンを機器に垂直に立てて描く必要があります。

ボール型タッチペン

100均のタッチペンでディスク型タッチペンの他に多いのが、このボール型タッチペンです。

一見タッチペンに見えない形で、反対側に通常のボールペンがついているものもあります。

ペン先がボールで

「本当に描けるの？」

と思うかもしれませんが、筆圧をかけた時にペン先を感覚する事は可能です。

【100均】ダイソー・セリア・キャンドゥのタッチペンで検証

実際に使ってみて思ったのは、ゲームやページのフリックで使う分には、どのタッチペンも十分な性能という事です。

100円ですから、デバイスをタッチしても反応しないなんて事も起こりそうなものですが、その心配は無さそうです。

大きな動作に関してはかなり良い感じで、3つともオススメ出来ます。

GG(眼鏡)

ゲームで使うなら100円でも十分なのか！

それは嬉しいね♪

100均のタッチペンで、イラストは描けるのか？

ゲームやフリック、字を書く事は可能と言いましたが、100均のタッチペンを使ってのイラストは、かなり辛いです。

これは3つとも同じで、タッチペンの特性です。

辛かった具体的な理由は、ランキングの後に紹介します。

【100均 】1番オススメのタッチペンはコレ

順位をつけましたが、書き味に関してはほぼ同程度です。

イラストを描く時に、セリアのタッチペンが少しだけペン先の感覚がつかみやすいかな？という感じでした。

合わせて、決め手は耐久性です。

耐久性に関しても、セリアが一番安心する事が出来ました。

１位のセリアのタッチペン付きボールペン

2位のダイソーボールペン付きディスク型タッチペン

3位のキャンドゥ ディスク型タッチペン

Tiki(帽子)

3つのうち2つが"ディスク型タッチペン"というものです。

ペン先が繊細な作りで心配…と思っていたら、キャンドゥは3日目くらいにキャップが原因で壊れてしまいました。

ペン先の柔軟性はダイソーよりあったので、残念です。

テンプレートは"ペン字いんすとーる"様からお借りしました。

Tiki(帽子)

それでは、この順位になった詳細と、書き味などを紹介していきますよ！

【100均 】タッチペンのそれぞれの書き味

セリア　タッチペン付きボールペン

セリアタッチペンで描画

利用可能ソフト(3メーカー共通)

3つの中で、このセリアのタッチペンだけがボール型の形をしています。

はじめに形状を見た時は使いにくそうと思ったのですが、使ってみて評判が良い理由が分かりました。

GG(眼鏡)

反対側はボールペンになっていて、タブレット画面に使う時はこの丸いほうなんだね。

なんか、先が太いから使いづらそうなんだけど、描きやすいの？

Tiki(帽子)

意外にも、ダイソーとキャンドゥの"ディスク型タッチペン"よりペン先の感覚は少しだけつかみやすいです。

先が細いと線がひきやすい、という訳ではないようですね。

このタッチペンは、先が丸いのにも関わらず

「こう動かすとこう線が描かれるだろう」

というのが掴めて、最初はちょっと不思議な感じでした。

3つのタッチペンどれもイラストを描くのには辛いのですが、このペンが一番ペン先の感覚を掴みやすかったです。

時間をかけずにササッと描くと、線が乱れにくいです。

反対側も普通のボールペンで、ペン自体もしっかりしていて耐久性がありそうです。

GG(眼鏡)

タッチペン部分が丸だと、繊細な感じもないから壊れづらそうだね。

ボールペンも付いてるので書類とタブレットと、この一本でいけます！

ダイソー　ボールペン付ディスクタッチペン

利用可能ソフト(3メーカー共通)

ダイソーとキャンドゥは、"ディスク型タッチペン"というもので、ペンの先に透明なディスクがついています。

反対側にはボールペン

GG(眼鏡)

なんかディスクのところが繊細な作りだなあ。

書き味的には他のタッチペンとそこまで変わりません。

特徴的なのは、ダイソーのタッチペンはとにかく軽くてちょっとチープさを感じました。

大人は大丈夫ですが、お子さんが持ったら破壊しそうな予感です。

GG(眼鏡)

でも、実際にはキャンドゥの方が先に壊れちゃったんだね；

キャンドゥ　ディスク型タッチペン

利用可能ソフト(3メーカー共通)

ダイソーと同じくディスク型タッチペンのキャンドゥ。

ペン軸自体はしっかりしています。

書き味に関しては、ダイソーのものより多少ディスクの柔軟性を感じました。

ディスクが硬いとペンを垂直にして描かないといけません。

ペンの傾けやすさを感じたので、書き味は少しダイソーより上かな？と思っていました。

GG(眼鏡)

その後に悲劇。

Tiki(帽子)

なるほどこの繊細なペン先の形状だとキャップは必要だなあ…

と思っていたら、それが原因で壊れてしまいました；

キャップが元々締まりきりにくく、強めに押し込んでつけていたのですが、引き抜く時に、キャップにつられてペン先が飛び出してしまいました。

GG(眼鏡)

キャップを押し込んで、中で圧力かかってたのかな？

綺麗に抜けてる。

Tiki(帽子)

戻せないか試してみましたが、芯が柔らかい素材で力が入れられませんでした。残念。

なぜ100均タッチペンでイラストを描くのが辛いのか

Apple pencilと100均タッチペンとはだいぶ値段が違います。

書き味は違うだろうと思っても、どう違うのかイメージが掴みにくいのではないでしょうか。

具体的な辛い理由はこれらです。

手を固定して書くと2箇所触れている認識

Apple pencilなどの純正ペンはただ画面の接触を感知しているのではなく、blue toothでタブレットとペアリングしています。

タッチペンはあくまで画面の接触に反応して線を描きます。

この描き方の人は多いと思いますが、絵を描く時に私は、手の平の小指下部分を画面にくっつけて安定させています。

ペアリングがないと、タブレット側ではタッチペンと手と区別がつかず、どちらにも反応してしまいます。

ペンツールではなくレイヤーを動かす移動ツールと認識され、何度も線の描き直しになりました。

この絵を描いた時は、アイビスペイントではなくProCreateを使用しています。

浮かせて描くのは厳しいので、このイラストを描く時に手を固定するためにiPadと手の間にiphoneを挟んで手の接触を無くそうとしました。

アイビスペイントはペン先の認識がこれで出来ず、ProCreateだとなんとか反応してくれたので、描く事が出来ました。

Tiki(帽子)

アイビスペイントとProCreateは、純正Apple pencilを使えばどちらもとても描きやすいソフトですよ。

GG(眼鏡)

影でそんな工夫をしてやっと描いた絵だったんだね。。

元絵があってなぞったり、形を大体で作る事で精一杯で、線の精査が無理

テンプレートは"ペン字いんすとーる"様からお借りしました。

これを見ると、割と綺麗に書けていますよね！

iPadですごく拡大して書きましたが、線が既に決まっていてなぞるだけであれば割と綺麗に書く事が出来ます。

でも、やはり

この2点があるとかなり辛いです。

自分でイラストを作る時は、線をひいてどの線がいいか精査したり、線を整えるために線と線の合間を繋いだりなぞったりをします。

さっきの2点がある事で、

・精査する綺麗な線がまずひけない、ひけても位置がずれる

・ゆっくりと線をひけないので思った通りの形がとれない

この絵も、3つ並べているのでダイソー、セリアもそれなりに描けているように見えますが、単体だと線の粗さが目立って不安定なイラストという事が分かりやすいです。

純正のApple pencilではゆっくりと自分の思ったところに線をひいて何を描いていくか考える余裕があります。

タッチペンだとその余裕がないので、予め決まった形をそのペンで再現するので精一杯という感じです。

形を作る事に集中するしかないので、クロッキーには何とか使えるかもしれません。

(あまりオススメはしませんが)

GG(眼鏡)

それなりに描けているように見えても、心持ちがだいぶ違うものなんだね。

正直なところ、100均のタッチペンで絵を描くのは

「大きなハンデを抱えながら絵を描いている状態」です；

変な癖もつくかもしれませんし、やる気があってバリバリ上達する時期に、この道具で無駄に時間をかけてしまうのは勿体なさすぎます。

残念ながら、それぐらい100均タッチペンはイラスト作成には使いづらいです。

やはり、イラストを描くような精緻な作業にはある程度お金をかけて道具を用意をした方が楽しめますし、おすすめです。

Tiki(帽子)

↓iPadとApple  pencilがあると、色々な作品を作れて楽しいですよ！

AppleのiPadは、

コミックイラスト、漫画、厚塗り、デザイン、シール作りなど

十分にイラスト作成を楽しめます♪

持ち運び出来るし、イラスト以外にも楽しめるし、性能が高いですよ！

絵が好きな人なら、iPadはオススメです。

詳しくは、こちらの記事で紹介しています。

イラストのためのiPadj選び方のコツは、こちらの記事で紹介しています。

イラストソフトのアイビスペイントもProCreateも、筆圧感知で線の強弱をつけたり、色の濃さを調整したりが可能です。

Tiki(帽子)

イラストを描きたい方は、是非検討してみてくださいね〜!