この記事はこんな方におすすめ
- 絵を描くのが大好きで、素敵なイラストを描けるようになりたい♪
- 綺麗に絵を描くために、絵を描く専門道具に興味がある
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水色のシャーペンが下書きに使われる理由
皆さんは、イラストレーションや漫画の下書きに、水色のシャーペンの芯を使ったりする理由、知っていますか?
なんと、水色のシャープペンシルの芯で絵を描くと、印刷にうつらないんです。
そのため、水色のシャープペンシルの芯で下書きを描けば、消しゴムをかけずに済みますよ。
水色のシャープペンシルの芯がうつらない印刷は、モノクロ印刷のみ!
水色のシャープペンシルの芯で絵を描いた時に印刷にうつらないのは、"モノクロ印刷"です。
カラー印刷だと、カラーなので、当然水色が印刷されます。
水色はモノクロ印刷で"目立ちにくい色"です。
なので、当然水色の芯を使っても、力を入れて濃く描いてしまうと印刷にうつってしまいます。
あくまで、"目立ちにくい"という範疇で、魔法のように綺麗に印刷に何もうつらないというわけではありません。
注意深く注意深く見てみると少し薄くは分かるかも・・という感じです。
対策として出来る事は、水色の芯で下書きをした後に、練り消しを転がして薄くする事です。
下書きは、描く際に自分が分かれば十分なので、無駄な濃さは省き綺麗な印刷を目指しましょう!
トーンを削る時に、水色のシャーペンが便利な理由
この水色のシャープペンシルの芯が威力を発揮するのが「アナログでトーンを削る時」です。
特に、トーンでのフラッシュを削る時などで下書きをしたい時に、黒のシャープペンシルの芯では上にトーンを張ってしまうと、消す事ができません。
こんな感じ
トーンで削りなどの技法を使う時は、剥がして下書き線を消すのは不可能なので、水色推奨です。
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綺麗に漫画を印刷するために。
トーンを上に貼らない場合も、下書き線は印刷に影響を与えます。
インクが薄くなった状態だと、印刷も線が薄くなるので、残念ながらあまり良い状態とは言えません。
上からもう一度インクを重ねる事になり、曲線などは、かなり修正が難しくなってしまいます!
綺麗に印刷するために
- 消しゴムをかける前に、練り消しを転がして下書き線を予め薄くする
- 薄くなりにくいインクを選ぶ
- 消しゴムは丁寧にかける
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漫画の描き方と関係ないおまけ:鉛筆の種類
漫画ではこんなに使わないのですが、下書きに使う画材つながりということで、鉛筆の種類も紹介しておきます。
普段勉強に使う鉛筆は2BからHくらいだと思いますが、実はもっと種類があります。
以下の鉛筆の種類は、基本デッサン用品です。
美術をやっている人は、暗い部分は6B等、かなり濃い黒を使って暗さを表現します。
2Bだけでデッサンすると、薄ーい絵になります。
実は道具も大事です。
実際の美術のデッサンで使う時は、この中の8~9本を用意して絵を描きます。
デッサンは濃淡で凹凸を表現するので、白~黒の段階が多い方が表現が広がるのです。
硬くて薄い
↑
6H
5H
4H
3H
2H
H
2B
3B
4B
5B
6B
↓
柔らかくて濃い
漫画ではペン画が主なので、ほとんど使いませんが、知識として持っておきましょう。
デッサンもできると漫画を描く上でも非常に役に立ちます。