こんにちは、Nはしです。
元漫画アシスタントでして、創作関連の発信をしています。
本日は、修正に使うホワイトについてです。
プロの漫画家さんの話で、始めたばかりの頃、
ホワイトの存在を知らず、頑張って失敗しないで一枚完成させていた
なんて事を聞いた事があります。
これは、かなりすごい話です。
漫画原稿用紙を、失敗しないで一枚完成させるという事はほとんど、というか基本的には絶対無いと思います。
最終的に仕上がる線だけを描くというのは結構難しく、線が死んでしまう(勢いのない線になってしまう)からです。
そんなわけで、漫画を描くにおいては、ホワイトが使えるようになる事は必須です。
ホワイトの腕があがれば、「失敗しても大丈夫!」と思えるので、自信を持ってペン入れも出来るようになりますよ。
二種類これを持っておこう。
インクを使って描いた時(ペン入れ時)失敗した線を消すのに使います。
↓いろいろな種類販売してますが、私が使ってたのはこちらの二種類。
アナログ漫画修正のメイン ライオン ミスノン
多分漫画業界で一番使われている有名なホワイト。
失敗したインクの線の上に刷毛で塗ります。
ミスノンは乾くと上にまた描けるので超絶助かる存在です!
面相筆(細い筆)をつかって描くと細いところも修正しやすいです。
慣れるとミスノンの刷毛だけでほっそい線もひけるようになります。
アナログ漫画修正 細いところ担当 Dr.martin
ドクターマーチン ホワイトインク ペンホワイト 29.5ml
こちらは乾いても上に綺麗にインクがのりません。
インクと同じにつけペンにつけて描きます。
上にインクをのせる事は考えず、こまかいところの修正や白い線を引きたい時に使います。
まとめ
この二種類を場合によって使い分けます。
線を殺さないために、修正を前提に線を入れる場合も多いです。
線の勢いというものは、絵の仕上がりに結構影響しますので。
修正の腕をあげて、堂々とペン入れ出来るようになりましょう!
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