こんにちは、Nはしです。
元漫画アシスタントでして、創作関連の発信をしています。
↓こちらの記事で、アナログで漫画を描くために必要な道具を一覧出来ます。
本日はペンについて。
アナログで漫画を描く場合、ペンで原稿用紙に絵を描いていきます。
でも、使うのはボールペンやシャープペンシルなど、日常で使うペンではありません。
少し特殊な、漫画を描くためのペンについて解説していきます。
目次
・漫画道具のペン=つけペン
・漫画の道具を使いこなそう。ペン先2種類
・重要漫画道具、自分に合ったペン軸の選び方を経験者が伝授
漫画道具のペン=つけペン
漫画で使うのは、上の写真のペンなのですが、
・ペン先
・ペン軸
2つを組み合わせて使う感じです。
ペン先をペン軸に刺して使います。
ペン先は描き味が落ちたら取り替える、消耗品。
ペン軸はずっと使い続けるので、ペン先より長い付き合いになります。
漫画の道具を使いこなそう。ペン先2種類
消耗品のペン先には種類があります。
昔は今より多くの種類のペン先が流通していました。
でも、今はデジタルに押されて、アナログ画材自体の流通が少なくなっている印象です。
主に使われているペン先以外は入手しづらくなっています。
だから、有名どころの二種類とりあえず覚えれば大丈夫です。
↓この二種類
・Gペン
・丸ペン
この二つはペン軸に刺す部分の形状が異なるので、ひとつのペン軸で使い回すことはできません。
それぞれ
・Gペン用ペン軸
・丸ペン用ペン軸
揃えましょう。
ペン先の種類で何が違うのかは、別記事で紹介します。
ペン先で絵の仕上がり、見やすさ。
大きく見ると画風にまで影響があります。
重要漫画道具、自分に合ったペン軸の選び方を経験者が伝授
ペン軸は、人によっては
「このペン軸じゃないと絵が描けない!!」
というくらい重要な漫画道具です。
長い時間絵を描く時にずっと持つものなので、自分の手に合わせてテーピングや布を巻いて太くしたり、カスタマイズしている人もいます。
私自身は、画材屋で目に入ったものを買う、というくらい特にこだわりなくペン軸を使ってきた人間です。
でも、それでも好き嫌いはあります。
今から始める場合、まだ考えすぎる必要はありませんが、自分にあったペン軸を簡単に見分ける方法があります。
それは、何種類かのペン軸をとりあえず買って、所有してみることです。
持った感触の好き嫌い、実際の手に持った感覚など、些細な事が使いやすさに影響したりします。
こだわりのない私でも、日々何種類か使っていると、使いやすいペン軸は、ついつい手にとってそればかり使ってしまうようになりました。
「これ、使いやすい!」
という、劇的な感覚は特にありませんが、そうした見分け方だと自然に自分の好きなものがわかって来るのではないでしょうか。
筆圧や手の大きさが違うので、合うペン軸は人によって違います。
色々試してみて自分流で使いやすいものを探ってみてください。