Apple pencil第2世代とProの違いは?イラスト向け
イラストにはどちらが良いのかな?
この記事はこんな方におすすめ
- イラストのためにiPadとApple pencilを購入検討している。
- Apple pencilとApple pencil Pro、どちらが良いの?
- 失敗せずにイラストに向いているApple pencilを購入したい!
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元漫画アシスタントのiPadブロガーNhashiが イラストやゲームの iPad活用に関して発信しているサイトです。
【結論】Apple pencil第2世代とApple pencil Proの違い
こんにちは。
管理人のNhashiです。
元々は漫画アシスタントで、プロの作家さんの元で絵を描いてきました。
Apple pencil第2世代とProの違い
・Apple pencil第2世代を使って絵を描くのはオススメしない。
・この2つなら圧倒的にApple pencil Proがオススメ。
・Apple pencil第2世代を使うなら、Apple pencil第1世代を使う方が良い。
・Apple pencil第2世代は、クリエイター向けには足りず、ビジネスユーザー向けには高性能過ぎる
私が使用したiPadとApple pencilはこちらです。
・Apple pencil第1世代
(iPad Pro10.5インチ2017)
・Apple pencil第2世代
(iPad Pro11インチ2023)
・Apple pencil Pro
(iPad Air11インチ2024)
この3つを使ってイラストを描いてきました。
後は、高性能なペンタブレット
(PC接続のプロ仕様のもの)
・intuos3
・intuos4
なども使用した経験があり、デジタルイラストのペンの描き味の相場を知っています。
・1万円くらいの安価なペンタブレット
(PC接続のもの)
も簡単に使用したので、性能の良いプロ使用のものとリーズナブルなものとの描き味の違いも理解しています。
個人的なぶっちゃけレビューですが、参考にして頂ければと思います。
正直、Apple pencil第2世代しか使った事がなければ
「iPadってこんなものなのね。へー。」
で終わってしまうと思います。
非常にもったいないです。
イラストを描く際にiPadの良さが分かるのは、
・Apple pencil第1世代
・Apple pencil Pro
この2つです。
詳細な理由を紹介していきます。
Apple pencil第2世代はビジネスか、クリエイト用途か中途半端
Apple pencil第2世代をイラストで使うために購入するのをオススメしない理由は、
Apple pencil第2世代がおそらくビジネス用途向けにも作られたからです。
細かいイラストを描かない人には気にならないかもしれませんが、Apple pencil Proとは描き味が明確に違います。
絵を描いていてガラスの壁を感じる
カツカツと画面を叩く感覚を感じる
これらは、高性能タブレットでは感じられない感覚ですが、Apple pencil第2世代にはあります。
あまりイラストを描かない人には気にならないかもしれませんが、
ある程度イラストを描いている人には分かるはず。
イラスト目的にApple pencil第2世代を購入した私の感想は
高いけど並の描き味
でした…
具体的には、こんな感じ
Apple pencil 第2世代
文字を書く ◎
ゲームをする ◎
イラストを描く △
文字を書いたりする分には十分だけど、イラストを描くには足りない性能
と言う感じです。
イラストは書けるけど、書き味は、言いづらいですが
1万円のペンタブより良いくらい。
これは、それ程ひどいと言うよりは、最近の安価なペンタブレットは結構(値段にしては)性能が良いからです。
Apple pencil第2世代の値段を考えると、残念。
せっかくiPadの液晶を使うのですから、
私はApple pencil第1世代か、Proを推したいです。
誰も明言しませんが、性能を見る限り
現在発売中のApple pencilの想定ユーザーはこちら。
Apple pencil第1世代
→絵を描く子供達や、デジタルイラストを楽しんで欲しい!ライトなクリエイター層。そのため、対応iPadも安価な設定
Apple pencil第2世代
→スマートにタブレットを使いこなすビジネス・学習系ユーザー。そのため、対応iPadも価格もスペックも高い
Apple pencil Pro
→本格プロクリエイター向け。最高性能。対応iPadも使いこなすのが難しいくらいの高性能
Apple pencil USB-C
→全部のiPadに対応する。安価。文字が書ければOKのビジネス、趣味で利用のユーザー向け。
iPadのユーザーは、
・ビジネス使用ユーザー
・クリエイターユーザー
2種類います。
Apple pencil第1世代はクリエイター向けで作成したけど、
Apple は第2世代を作った時、どちらのユーザー向けか迷ったのではないか?と感じています。
だから、その後に
Apple pencil USB-C
→イラスト向けの性能は必要ないビジネスユーザー向け
Apple pencil Pro
→プロ使用クリエイター向け
と、2種類に派生したのだと思います。
iPadを使うのはクリエイターばかりではないですからね。
なので、Apple pencil第2世代は
クリエイター向けには足りず、ビジネスユーザー向けには高性能過ぎる
そんな感じの中途半端な性能と感じます。
Apple pencil Proの良さとは
Apple pencil Proは、
クリエイター向けに作られたApple pencil第1世代をアップデートしたモデルという描き味でした。
画面にガラスの壁は感じず、まるで紙に書いているような違和感のなさ。
それでいてデジタルイラストの自由な楽しさを
持ち運びタブレットで楽しめるというiPadの強みを感じるモデルです。
絵を描いていて楽しい!
Apple pencil第1世代にはない
という機能が追加され、テクノロジーの進歩と未来への可能性を感じました。
これぞiPadです。
ただ、感度が良すぎて絵を描いている時に
画面に置いている手にも反応してしまうのが難点です。
手袋を使う必要があります。
Apple pencil第1世代ではこれは無かったので、正直、絵を描く性能としてはApple pencil第1世代で完成しているとも感じました。
Apple pencil第2世代とProの違いは?イラスト向け まとめ
Apple pencil第2世代とProの違いでした。
私自身、かなり期待してApple pencil第2世代を購入したので、この事実をなかなか受け入れられませんでした。
細かい違いなんですが、この違いは
iPadで絵を描いていて楽しいか?
にかなり影響があります。
・高ければ良い訳ではない
・iPadのイラストの描き味はAppleのテクノロジーゆえのバーチャルな体験
という事が理解出来ました。
皆さんは、是非Apple pencil第1世代か
Apple pencil Proで、失敗なくiPadでのお絵描きを楽しんでくださいね。